MacはBNPlayerに対して特別なフォルダを用意します。このフォルダに対しては、 BNPlayerはユーザーの明示的な許可なしに自由に読み書きできます。このフォルダ のことをBNPlayerのホームフォルダと読んでいます。

注 : BNPlayerはさらにユーザーの”ミュージック”フォルダを、ユーザーの明示的な 許可なしに読むことができます(書くことはできません)。それら以外のフォルダに 対して読み書きする場合は、BNPlayerにはユーザーの明示的な許可(これにはダイ アログによる指定やドラッグ&ドロップも含まれます)が必要です。

BNPlayerのホームフォルダは”jp.haruosorimachi.BNplayer”という名前で

/ユーザ/(ユーザのホームフォルダ)/ライブラリ/Containers/jp.haruosorimachi.BNplayer/

にあります。”Containers”フォルダをFinderでチェックすると、他のアプ リケーションプログラムのホームフォルダを数多く見つけることができます。 BNPlayerのホームフォルダは以下のように構成されています。

BNPlayerは最初の立ち上げ時に”SBNFilters”と”currentFilter”の二つのフォルダを 作成します。”SBNFilters”は保存されたSBNフィルタが格納されている場所 で、”currentFilter”には現在使用中のSBNフィルタ(現在のSBNフィルター)のコ ピーが格納されています。

参考 : BNPlayerのホームフォルダに容易にアクセスする方法

“SBNフィルタ” > ”保存されたフィルタを編集…”をクリックしてください。開いたダ イアログの下部に場所が記載されています。これは/(BNPlayerのホームフォル ダ)/data/SBNFilter/の場所です。場所を右クリックし、次に”サービス”->”Finderに 表示”をクリックすると”SBNFilters”フォルダや”cuyrrentFilter”フォルダを見ること ができます。

BNPlayerのホームフォルダはどう使われているか

最初の立ち上げ時

BNPlayerは”currentFilter”と”SBNFilter”フォルダを作成し、既定のSBNフィルタ (DF135)を読み込み、そのコピーを作成して”currentFilter”フォルダに格納します。

現在のSBNフィルタが変更された時

新しいSBNフィルタが読み込まれて現在のSBNフィルタが置き換えられた場合、あるいは現在のSBNフィルタに補正が加えられた場合は、”currentFolder”内のコピーも更新されます。

SBNフィルタを保存する時

SBNフィルタは”SBNFilters”フォルダ内に格納されます。

BNPlayer終了時

BNPlayerは”currentFilter”フォルダ内にある現在のSBNフィルタのコピーの、GEQ 設定値を変更します。

BNPlayerが再起動された時

BNPlayerは”currentFolder”内のSBNフィルタを新しい現在のフィルタとしてセッ トします。これにより終了時のSBNフィルタ、その補正値とGEQ設定値が再現され ます。

BNPlayerをリセットする

BNPlayer¥をリセットするには、”BNPayer” > ”BNPlayerリセット”をクリックして ください。BNPlayerは”currentFilter”と”SBNFilters”フォルダをその中身とともに削除し、自分自身を終了します。次の立ち上げ時にはBNPlayerは最初の立ち上 げ時のプロセスを再度実行します。